ダミアン ミレー

定価: ¥ 2,100
販売価格: ¥ 2,100
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発売日: 2006-05
発売元: 柘植書房新社
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世界の貧困をなくすための50の質問―途上国債務と私たちを読んでみた。う~むと納得しきりである。
なんといっても、著者ダミアン ミレーの意欲が読み取れるから、ついつい読んでいってしまう。
ぐいぐい世界の貧困をなくすための50の質問―途上国債務と私たちに引っ張られているという感じか?世界の貧困をなくすための50の質問―途上国債務と私たちに類する本は、あんまり多く読んだことがないから比較はできないけれど、これらに類する本の中ではかなり高評価を得るんじゃなだろうか?
やっぱり著者が意欲を持って書くと、いいものが出来上がる。
世界の貧困をなくすための50の質問―途上国債務と私たちは評価が分かれるんじゃないだろうか?読後にそんなことを思った。著者のダミアン ミレーはそんなことはちっとも気にしていないんじゃないかと思うけれど。
世界の貧困をなくすための50の質問―途上国債務と私たちを読んだ友人にも聞いた見たのだが、一人は「いい」と言ったが、別なひとりは「そうかな?」と首をかしげた。
試しにまた別な友人にも世界の貧困をなくすための50の質問―途上国債務と私たちを貸してみようと思う。
さて、どんな評価が下されるか?あまり、褒められた事ではないけれど、本には読書以外の愉しみ方があるのだ。
読みやすい。
なぜ途上国に債務が生まれたのか?
どう返そうとしたのか?
どうして返せないのか?
なぜ債務帳消しが認められるのか?
それを経て今後どうするのか?
その疑問に答える本。
債権者(金を返してもらう人)は先進国(日本を含む)
債務者(金を返さなくちゃいけない人)は途上国。
IMF、世界銀行、パリクラブ。様々な機関が連携して、債務国を生かさず殺さずの状況で捕え搾取し続ける。国としての主体性すら奪い取るシステム。途上国の過去の先人達の罪を時代を超えて償わされている。元本はすべて完済しているのにも関わらず1980年に1ドル借りたとして7.5ドルの返済が終わり、4ドルの債務がある状態。
そのシステムに、僕ら日本も参加している。
日本では、安定投資として代表的な債権投資。
先進国として、自らの幸せを願うだけでいいのか。
個人で出来る解決策の提示が欲しかった。
必読文献登場、と思います。
債務帳消しの問題を語るとき、「どんなに貧しくても、借りたものは返すべきでは?」「腐敗している政権の債務を帳消ししても、国民に恩恵が行かないのでは?」「アフリカの貧困の根源は植民地支配にあると言われるけど、日本にはあまり関係がないのでは?」「日本もたくさん借金を抱えているのに、帳消しして大丈夫?」など、どうもかみ合っていない議論を繰り返しているようで中途半端な気持ちでした。これに対し、真正面から非常に明確に理由を説明している本です。
国際開発学などの科目ではこのようなことをちゃんと勉強するのかもしれませんが、そのような機会のない人にとってこの本は、非常に重宝する本です。国際協力関係者、途上国に少しでも関係のある人にとっては、今後必読文献となる可能性のある本です。
